目がチクチク痛む
2011年1月26日・午前7時31分に52年ぶりに爆発的噴火をした霧島山の新燃岳は、現在も活発な噴火活動を繰り返しています。とくに降灰は交通の乱れや、洗濯物を外に干すことができないといった市民生活に支障をきたしていますが、キャンプをしているプロ野球選手達にも影響を与えているようです。
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No Dust's photostream(画像はイメージ)
西武のキャンプ地・宮崎県南郷でも、新燃岳から噴出した降灰により南郷スタジアム上空が灰に覆われ、シャリシャリする口の中の違和感や目の痛みを訴える選手が続出。目薬の配布を希望する声が上がりました。
目の炎症予防に気をつけて
火山活動による健康被害に関する研究を行っている“IVHHN”の
「火山灰の健康影響」によると、目の炎症というのは火山灰による健康影響の典型的な症状の一つで、降ってきた火山灰のかけらで目に引っかき傷がつき、角膜剥離や結膜炎が生じるとのこと。とくにコンタクトを使用している人は、角膜剥離を防ぐために降灰時はコンタクトをはずすことを勧めています。
火山灰による一般的な目の症状として、
・目の異物感。・目の痛み、かゆみ、充血。
・ねばねばした目やに、涙。
・角膜剥離や擦り傷。
・急性結膜炎や眼球を取り囲む結膜のうの炎症。
これらの炎症は、火山灰が目に入ることで起こり、充血や、ひりひり感、まぶしく感じるなどの症状がある。
といった以上の事柄をあげています。
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