視覚障がい者向けに住まい探しのiPhoneアプリを開発

株式会社ネクストは視覚障がい者の住まい探しをサポートするiPhoneアプリ「HOME’S(ホームズ)アクセシビリティ対応版」の提供を開始した。

視覚障がい者の生活はスマートフォンのアクセシビリティ機能によって利便性が向上している。

特にスマートフォンアプリは有益なツールだという。スマートフォン専用アプリには、PCサイトや最適化サイトよりも広告が少ないため、音声読み上げ機能の「VoiceOver」などの利用時に必要な情報だけを受け取れるメリットがあるからだ。

総掲載物件数No.1の不動産・住宅情報サイトを運営するHOME’Sは、視覚障がい者が自ら住まい探しができないかと考えた。試作段階から東京都盲人福祉協会や日本盲人会連合の協力で、障がいをもつ人の使い勝手を実際に確認しながら開発を進めた。

その結果、視覚障がい者向け賃貸物件検索アプリとして国内初となるiPhoneアプリ「HOME’S(ホームズ)アクセシビリティ対応版」を実現。

このアプリでは、iPhoneのアクセシビリティ機能「VoiceOver」が視覚障がい者の住まい探しのサポートをする。

「VoiceOver」が画面上の文字を読み上げて物件の検索から不動産会社への問い合わせまでをナビゲート。不動産会社にはアプリ内で電話をスムーズにかけられる。対応機種はiOS6.0以上、価格は無料。AppStoreで提供する。

また、機種はiOS7以上になるが、ロービジョンや弱視の利用者向けにより大きな文字で表示する機能も装備。




株式会社ネクスト　プレスリリース
http://www.next-group.jp/press/pdf/140411.pdf

HOME'Sアクセシビリティ対応版
https://itunes.apple.com/jp