プールの水温じわじわと上昇中
東京電力は6月30日、
福島第1原発4号機の
使用済み燃料プールの冷却装置が異常を起こし、自動停止したと発表した。
冷却が停止したときのプールの温度は
31度で、放射性物質を含む水が漏れているかどうかは確認はされていない。4号機の燃料プールでは、6月4日にも冷却が停止していた。
(画像:東京電力)
燃料棒溶融まであと何時間?
時事ドットコムによると、30日午後6時の時点でプールの温度は
36.6度。保安院は
保安規定の上限の65度に達するには約60時間の余裕がある(時事ドットコムより引用)
とみている。60時間の余裕ではない。
60時間しかないのだ。
4号機プールには、未使用の燃料204体を含む計1,535体が保管されている。冷却できなければ、プールの水位が下がり、燃料棒が露出して溶融、すなわち
メルトダウンという最悪の事態が起こる。
時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012063000395MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120630福島第一原子力発電所の現況/東京電力
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/