小沢夫人の手紙はニセモノ
「週刊文春」(2012年6月21日号)が掲載した、小沢一郎夫人の手紙について、
有田芳生氏が偽物だと主張している。
6月14日に発売された「
週刊文春」は、
小沢一郎夫人の直筆による手紙を公開し波紋を呼んだ。この手紙を小沢つぶしのための
偽造だと主張するのが、ジャーナリストで衆議院議員の有田芳生氏だ。
週刊文春が発売された直後から、
小沢夫人「書簡」を掲載した「週刊文春」は完売。しかしその内容には”偽造”としかいえない内容がちりばめられている。夫婦の問題は他人のあずかり知らぬこと。大震災後の虚偽の内容が書かれたのはある人物が介在している。マスコミに登場しないことを基本とする夫人の態度を見透かした公開は巧妙
Twitterに発言。本物かどうか疑わしいとの主張を続けている。
(画像:有田芳生ホームページ)
筆跡が違う
有田氏は、小沢一郎夫人と親しい女性に、夫人から届いた直筆の手紙を見せてもらった。文春のものと比べると、「し」「た」などの筆跡が明らかに異なっていたと指摘している。
この件について有田氏は、ジャーナリストの
藤本順一氏と対談しており、その模様が来週発売の「
SPA!」に掲載されるそうだ。
「小沢一郎夫人の手紙は捏造だ」と断言する政治ジャーナリストの藤本順一さんと対談。小沢氏が京都から立候補を考えているなどといった手紙の内容から「もう少し信憑性ある怪文書に」と皮肉。「永田メール」事件を思い出させるとも指摘。私は入手した夫人の直筆手紙と比較。来週号の「SPA」掲載だ(有田芳生Twitterより引用)
怪文書と化した夫人の手紙
「週刊文春」に掲載された小沢一郎夫人の
「直筆手紙」は、そのコピーが、あちこちに郵送されるという事態が起きており、有田氏だけでなく全国会議員に送付された。
「週刊文春」が報じた「小澤和子」書簡。20日には全国会議員に送付されたが、その後も都内だけでなく愛知県などにも送られていることがわかった。何物かによる組織的「怪文書」送信(有田芳生Twitterより引用)
これは、何を意図しているのだろうか。まるで怪文書だと有田氏は語っている。
(画像:Amazon)小沢一郎の反応
ある議員が小沢一郎氏に文春記事について尋ねたところ
いや~ビックリするねえ(有田芳生Twitterより引用)
小沢氏は一言述べただけだった。反論に値する内容ではないと判断している証拠だと、有田氏は語っている。
この手紙については毎日新聞も取り上げている。記事の中で毎日新聞は
妻の関係者は、筆跡が真正のものと証言している
と報じており、文春が掲載した
手紙は和子夫人の直筆によるものと評価しているようだ。
一方、小沢事務所は
手紙は本人の字ではない。放射能を恐れて逃げたという事実はない。どこにどう逃げたのか、こちらが聞きたい。どこにも逃げていないことは証明できる(毎日新聞より引用)
と反論している。
小沢一郎は壊し屋活動を開始し、
新党結成へと動き出した。このタイミングで噴出した、和子夫人の手紙問題。ホンモノ説とニセモノ説、どちらが正しいのだろうか。当の和子夫人は沈黙を守ったままだ。
有田芳生 Twitter
https://twitter.com/#!/aritayoshifuYOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/