文春スクープ、栗原國起氏の負債40億円
またも「週刊文春」がスクープをものにした。8月2日発売の「週刊文春」(2012年8月9日号)で、
尖閣諸島の地権者である栗原國起氏が、約40億円にのぼる負債を抱えているとすっぱ抜いたのだ。
「週刊文春」によると、さいたま市大宮区の大地主である栗原氏は、大宮区近辺に多くの不動産を所有している。三菱東京UFJ銀行はこれらのうち38件を担保に、
極度額24億5000万円の根抵当権を設定しているそうだ。
埼玉縣信用金庫も大宮区内の不動産に
極度額15億円の根抵当を設定しており、これらの合計が約40億円になる。
「週刊文春」は根抵当権40億円は、土地の評価額に比べて極めて高い金額であると指摘。
根抵当権の極度額は担保評価額の110%が一般的ですから、明らかに担保としては足りないですね。尖閣列島の所有者だから取りはぐれはないだろうという見込みで貸し込んだのではないでしょうか
都内の不動産鑑定士の意見を紹介している。
一方で「週刊文春」は、栗原國起氏の負債の事情を、弟であり地権者側の「スポークスマン」的存在の
栗原弘行氏にも尋ねている。弘行氏は
地主は相続対策として、ある程度の負債を抱えておくのが常識ですから
と回答した。
(画像:尖閣諸島 - Wikipedia)
極度額=負債なのか?
さて、スクープ続きの文春であるが、今回の記事内容はどうだろう。Twitterの声に耳を傾けてみよう。
「引っ掻き回しか??w」
「文春編集部は極度額を「負債」と呼ぶんですか? 」
「意味わからん。もし借入があったからなんなのか?」
「資産額は?経常利益は?トヨタは4兆円近く負債があるわけだが?負債額だけで騒ぐのは国債破綻論と変わらん」
「40億円の借金があるという意味じゃなくて、40億円を限度とした借入れができるって意味じゃないか? 文春のネガティブキャンペーンが始まったのか?」
「売る側はより高く、買う側はよりが安くが売買の基本、両者が納得すればそれが問題ないでしょ 特に不動産なんて。いかにも個人の借金穴埋めし増すみたいなこのくそ記事」
かなりの不評を買っている。「週刊文春」記事の「
ムリヤリ感」を、指摘する意見が目立った。
週刊文春WEB
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/1656尖閣諸島 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/