コントロール不能な痙攣(けいれん)
「まぶたの下がピクピクしてるよ。大丈夫?」友人にも気づかれてしまうほどの痙攣で困ったことはないですか?ある日突然始まったこの痙攣。最初は疲れが出たのかな?と軽く考えます。しかしだんだんと回数が増えてきて治まらなくなってくると、それは「顔面ミオキミア」が考えられます。
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orangeacid's photostream(画像はイメージ)
誰にでもおこりうる「顔面ミオキミア」
福岡県にある大島眼科HPによると、「顔面ミオキミア」とは
顔面神経が支配する眼輪筋という筋肉の一部に異常な興奮が発生することで生じる。
健康な人でも、長時間に及ぶパソコン操作などでおこる眼精疲労や寝不足の時に一時的に感じられることがある、としています。
治療法は、対症療法として抗けいれん薬の内服や肉体的・精神的安静を1~2週間とるようにします。
その他のまぶた痙攣の病気
まぶたにみられる痙攣には「顔面ミオキミア」以外に、「眼瞼けいれん」「片側顔面けいれん」があります。
顔面ミオキミアはまぶたの一部がけいれんする病気で、眼瞼けいれんは両眼のまぶたが上下とも等しくけいれんする病気。片側顔面けいれんは片側のまぶたと一緒に同じ側の他の顔面筋が連動して動き、顔面ミオキミアよりも速くけいれんします。
「眼瞼けいれん」「片側顔面けいれん」は自然に治る病気ではなく、日常生活や仕事に大きな支障をきたす病気です。
薬物投与で効果がない場合には、手術療法を行います。また、うすめたボツリヌス毒素を注射する治療法があります。ボツリヌス注射は登録された医師でないと治療ができないため、病院への確認が大切です。(ボツリヌス注射は、日本では顔面ミオキミアには認められていません)
大島眼科
http://www.ohshimaganka.com/shikkan/keiren/#keiren3gooヘルスケア
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10A10700.html